石けん作りに必要な苛性ソーダは劇物です。
ドラッグストアで購入できますが、購入時には身分証明証、印鑑、使用用途が求められます。
石けん教室の生徒さんは、苛性ソーダを購入されて手作り石けんを楽しんでいらっしゃる方も多くいます。
が、石けん作りに飽きてしまい、苛性ソーダがおうちで眠っている方も意外と多いのかも。
先日、面識のない方から電話があり、ウチに家族が石けん作りで使っていた苛性ソーダが5㎏ある。
ホームページを見て、石けん作りで苛性ソーダを使っているなら引き取ってほしいとのことでした。
とても困っていらっしゃるご様子でしたが、苛性ソーダは劇物のため、法律で譲渡はできませんとお断りしました。
苛性ソーダの処分は、産廃業者に依頼するとありますが、その方は処分してくれる業者が見つからないとおっしゃっていました。
現実的に家庭で処分する方法としては、石けんにすることです。
苛性ソーダは450gで販売されていることが多いと思います。仮に全て石けんにすると300バッチの石けんを11本から12本分になり、70gの石けんが70個ぐらい作れる量です。
不要になった苛性ソーダを譲り受けることはできませんが、苛性ソーダをお持ちいただいて石けんにするお手伝いはできます。(5㎏はムリです💦、お持込み以外は対応できません)
残っている苛性ソーダの量を逆算して、作れる量を教室でお作りいただけます。お困りの方はお問合せください。
封を開けた苛性ソーダは保管方法が悪いと、水分を吸って固まってしまいます。
しっかり保管したつもりでも年数が経つと劣化しますので、使っていない苛性ソーダをお持ちの方は、一度チェックしてくださいね。早めに石けんにしちゃいましょう。
劣化した苛性ソーダの状態になると、お手伝いできない場合があります。