久しぶりに紫根チンキを作りました。
紫根はムラサキ草の根で、江戸時代から使われている軟膏「紫雲膏」の原材料でもあります。紫雲膏は火傷やあかぎれなどの外用薬です。
紫根の化粧水でシミシワが消えた!とテレビでも紹介されたことから注目された紫根ですが、昔から長く使われているものはいいものなんだなぁと実感します。
煮だして化粧水にするレシピが王道のようですが、煮だしたものは日持ちがしません。エタノールにつけてチンキ剤にすると、1年以上保存できます。しかも、水溶性と脂溶性の両方の成分を抽出できるので一石二鳥♡
作ったチンキ剤は遮光ビンに入れて保存します。
1週間~10日分の化粧水を作るのに、紫根チンキ5ml使います。100mlの紫根チンキで化粧水50本分。ということで、余裕で1年分の化粧水の原料ができました。
化粧水は、紫根化粧水とセリシン化粧水のダブル使い。どちらも手放せませーん。