手作り石けんは計量さえ間違えなければ、混ぜるだけで簡単に作れます。
とても簡単な作業だけど、仕上がりに大きな違いがでる石けん作りはとっても奥深いです。
空気に触れると、表面が真っ白になる憎たらしいソーダ灰。
ソーダ灰があっても、石けんとしては害があるものではないので問題ないのですが
せっかくきれいにデザインできたのに
ソーダ灰で表面が真っ白になっていると、とってもがっかりします。
このときは翌日にだしたのですが、型出しとカットが早すぎたためと思われます。
テキストには保温は24時間以上とありますが、最短でも3日ぐらいは置いた方がいい気がします。
そして、冬はソーダ灰が付きやすい。
特に小さめの型で作ると、量が少なすぎて石けんタネそのものが発熱できない気がします。
小さい石けんを作りたいときは、大きく作ってカットすると失敗が少ないのですが
かわいい形のモールドがたくさんあるので生かしたいですよね。
夏に作るとソーダ灰が付くことはほとんどないので、温度が下がらないように補助します。
今回は、シリコンモールドをお湯で温めてから型入れしました。
ラップで覆うかわりに、あたためたステンレスのトレイを載せて上からも保温の補助をしたところソーダ灰なし♪
温度以外では、できるだけ空気に触れないようにすること。
保温中は保温箱を開けないのが鉄則ですが、温度が下がらないようにする、できるだけ密閉状態で空気にふれないようにする、2つの意味があるのではと思います。
そして、石けんの表面に無水エタノールをスプレーでひとふきすると付きにくくなります。
エタノールの膜ができるので、これが空気を遮断するバリアになっているのかも?
ということで、
1.保温日数を長くする
2.型を温める
3.無水エタノールを1プッシュする
実践して効果があったソーダ灰対策です。
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