キッチンソープが残りわずかになりました。
廃油もいい感じにたまってきたのでキッチンソープ作り。材料は廃油と苛性ソーダと水。これだけだと泡立ちと硬さがでないのでミリスチン酸を配合します。
ミリスチン酸はパーム核油やパーム油に含まれている成分で,洗浄力&泡立ち&石けんに硬さを出してくれます。以前は廃油にパーム核油とパーム油を加えていたけど、キッチンソープに使うにはちょっともったいない感じがするので、ミリスチン酸を入れることにしました。
そうするとオイルは廃油だけでさらに経済的です。
廃油にミリスチン酸を加え、湯煎で溶かします。
フレグランスオイルで油臭さをマスキング。精油はもったいないので香りがちゃんと残って安上がりなフレグランスオイルです。
あとは通常通り、苛性ソーダ水を加えて混ぜ混ぜ。
型に入れて保温します。廃油でも立派な石けんになるのです。
立派、立派♡
お皿やグラスもしっかり洗えますし、なんといっても手荒れしない。
合成洗剤と石けんの違いを廃油石けんでもしっかり感じられます。
***お知らせ***
廃油石けんのレッスンは、オンデマンドで配信しています。
廃油で固形石けんと軟石けん作り
おうちでできるSDGs・廃油をキッチンソープ、洗濯洗剤にリサイクル!
ご家庭の廃油から固形石けんと軟石けん(ジェルソープ、リキッドソープ)にリサイクルする方法を学べます。
廃油はもともとの油の成分がわからなかったり、様々な食品の成分が溶け込んでいるためフクザツです。
同じレシピで作っても、柔らかい石けんになったり思った通りに仕上がらないことがありますが、レッスンでは油臭さを軽減する方法や、カンタンで失敗しない廃油石けんの作り方をお伝えします。
廃油石けんの用途は、お掃除用、お洗濯用に役立ちます。
アルコールでけん化を促進するので作った翌日には使えます。